おもしろい話は、フリ・オチ形式になっている

ある構成作家が「世の中のおもしろいと思うものは全てフリ・オチの形になっている」と言った。
おもしろいとは、笑いに限らず、感動するとか何かよかったというのも含まれる。

フリとは、常識的な予想をを抱かせるための状況説明。
オチとは、常識的に、普通はこうなるという予想を裏切る結末。
例えば、試合でこのまま順当にいけば勝てる状況で、敵が猛烈に追い上げてきて逆転されてしまう。
時間がない、もうダメか、と思ったところでこれまで目立ってなかった選手が活躍して再逆転して勝利、とか。

また、ある落語家は「緊張の緩和で笑う」と言った。

そこで、緊張の緩和でフリオチを作るとドッカーンとくると、わいはのたまった。
この形式になっているもネタは、例えば、サンドイッチマンのネタ

「ピザ屋の配達」
遅っせーな、もう2時間経ってるよ。
（ピンポーン）ピザの配達です！
来た来た、おい、遅せーよ、何時間掛かってると思ってんだよヽ(｀Д´)ﾉ！〈緊張〉
すいません、ちょっと迷っちゃって(-_-)〈フリ〉
迷うってったって道一本じゃねーかよヽ(｀Д´)ﾉ
いや、行くかどうかで迷っちゃって(-_-)〈オチ〉〈緩和〉
そこ、迷うなよ(_´Д｀)ノ〈ドッカーン〉

「タクシー」
この飾ってある写真は息子さんかなにか？かわいいなぁ。
あぁ、そうです。実は今日、誕生日なんです。
そうなんだ、いくつになるの(゜o゜)？
5才です。。まぁ、、生きてれば、、の話ですけどね(-_-)。。〈フリ〉〈緊張〉
あ、なんか変な話聞いちゃって。。亡くなったんだ(-_-)？
いや！生きてます(^q^)！〈オチ〉〈緩和〉
生きてんのかよ。変な気ぃつかったわ(_´Д｀)ノ〈ドッカーン〉